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よいちくれの戯言

事件です 良心の呵責編

社長が台所にジュースや、ラーメンやらまとめ買いしてきてくれた。

社長の意向もあり、それを1個100円で販売した。
支払方法は貯金箱を台所に置き、良心の呵責で・・・、という事にした。

大分売れてきたので、在庫確認をした。

・・・・・。


・・・・・。


・・・・・。


73個売れていた。
入っていたお金は・・・・。

何と6500円。

800円足りない。
さ、犯人は誰だ。

社長は下記のような張り紙をした。

「8個もただ食い・ただ飲みしたやつ殺す」

一人の社員はこう言った。

「台所は見えないからです。皆の居る部屋に冷蔵庫を移動させましょう」

私は思う。
冷蔵庫を移動したって払わないやつは払わない。ずるするやつは何したってずるする。ドンナ手を使ったってごまかす。

冗談で防犯カメラを・・なんて話も出たけど私は、これ以上喧々轟々したくない。

社長に提案してみた。
「もうやめにしましょう。」

却下。

「じゃ、今度は私がお金を出してみます」

「いや、お前が出しても俺が出しても合わないと思うよ。ただ、部長が出したら合うよ、やってみな。」

「それって部長が怖いから皆が払うってことですか?」

「いや、自分のお金だから」

・・・それって部長が犯人って言ってる?言ってるよね?言ってるさ。

人の良い社長からソコまで信用を失ってる部長。
犯人は部長じゃないかも知れない。だけどソコまで社長の信用をなくしてきたコレまでの部長。

・・・むなしい、悲しい・・・。

きっと彼はこんな事何とも思ってないんだ。どれだけの信用をなくしてるかも気がつかず、好き放題してるんだ。

部長の悪事が社長に伝わってる・・・ってちょっと安心しつつ、誠実に生きようって思った事件でした。

反面教師・・・私の頭でぐるぐるしてる言葉。


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